『1冊読み切る読書術』齋藤孝
読書が好きだ。
読書に関して誰かが愛情を発露している文章も好きだ。
普段古典を読む習慣はないが、齋藤孝先生の本を読むと「ちょっと、古典も読んでみようかな」と前向きな気分になり、そこに感謝だ。この「ちょっと〜しようかな」くらいが、心地良くてありがたい。
変なマウントや押し付けを感じないのは、齋藤孝先生の場合、「本への愛情」が根本にあるからだろう。
そして当然、クレバーに客観的な視点は持ちつつも、実は齋藤孝先生の主観で本が『大好き』だから、どこかポジティブで楽しげな雰囲気が漂うのだと思う。
個人の主観的体験は、時に普遍性を獲得する。
そして私は、そういう本人の「徹底的な主観的体験」からの〜「普遍性に到達してしまっている(!)」姿に触れるのが、本当に大好きなのだ。
齋藤孝先生が友達だったら、楽しいだろうなと思う。
#読書 #齋藤孝